このコーナーでは、フラメンコのリズムをご紹介します。
フラメンコは、リズムで曲種が決まるわけではありません。
数多くあるフラメンコのメロディを、
フラメンコ独特のリズムに乗せて歌うもので、
同じメロディでも、様々なリズムに乗せて歌うこともあるんです。
また、時代とともに、同じメロディでも乗せるリズムが変わったりもします。
現在使われているフラメンコのリズムは、以下の5つのパターンしかありません。
最初に5つのリズムを覚えてしまうのも、フラメンコ理解にとても役に立ちます。
タンゴのリズムへ
アレグリアス・ソレアのリズムへ
ブレリアのリズムへ
シギリージャのリズムへ
ファンダンゴのリズムへ
12拍子のリズム1(アレグリアス・ソレア)
12拍子のリズム1(アレグリアス・ソレア)
フラメンコの踊りで一番良く知られているのが、アレグリアスとソレアではないでしょうか。
12拍子のリズムで、頭拍にはアクセントがない、穏やかなリズムが特徴です。
踊りの場合は、アレグリアスやソレアであっても、後半は盛り上がりを作るため、ブレリアのリズムに切り替えて演じられる事が普通です。
また、カンテの場合も、ソレアの場合は、最後の最後にほんの一瞬ブレリアに切り替えて終わる習慣があります。
以下は、フラメンコでよくつかわれているアレグリアス・ソレアの基本のリズムパターンです。
実際は、基本パターンをベースに色々アレンジして使います。
(○←普通の1拍 ◎←アクセントのある拍)
1)○○◎○○◎○◎○◎○◎
2)○○◎○○◎○◎○◎○○
普通、アレグリアス・ソレアのリズムは1)ですが、よりスムーズに演奏するため、
2)のように、最後にアクセントをつけない事もあります。
また、1980年代には、アレグリアスやソレアがブレリアのリズムで
多く演奏された時期がありましたが、現在ではその流行は終わっています。




