パロ3 of フラメンコ百科事典

当サイトは、フラメンコのカンテと理論の教室 カンテ・デ・ナランヒータが運営しています。

このコーナーでは、フラメンコの用語をご紹介します。

日本では、様々な音楽ジャンルに、専門の用語があるせいか、
フラメンコでは、独特の用語を使うように思われるかもしれません。
でも、本場スペインではプロのアーティストも一般のスペイン語を使って説明していて、
特にフラメンコ専用の用語というものはありません。
ただ、スペイン語は、日本語に比べると単語の数が少なく、
ひとつの単語をいろいろな意味に使いまわすので、
私たちから見ると、誤解も起きやすいでしょう。
勘違いしないコツは、フラメンコ用語らしいスペイン語が出てきたら、
普通の西和辞典を使って確認することですね。

基礎フラメンコ用語 4)パロ3

20050917(007).jpg


4) パロ(曲種)とは? Vol.3

Vol.1 では、パロ(曲種)の全体的な概念について、お話ししました。
そして、Vol.2 では、エスティーロのお話しをはじめました。

さて、その続きとして、フラメンコのエスティーロがもっている、
独特の要素のお話しをしたいと思います。

Vol.2でもお話ししたように、フラメンコの歌はメロディを基準とします。

でも、そのメロディと言うのは、一般に西洋の音楽でいうメロディとは違って、
音の長さが決まってはいません。

その代り、音質やビブラートなど、音の高さ以外の要素が決まっています。

それをスペイン語では、<色合い> という意味の言葉で表現します。

それぞれの音ひとつひとつに、その<色合い>が厳密に決まっていて、
それら<色合い>をも含めて、エスティーロと呼ぶのです。


つまり、どんなに音程があっていて、リズム、音の長さがあっていても、

☆正しい音質(声を張るか、空気を混ぜるかなど)

☆ビブラート(ノンビブでいくのか、狭い幅のビブラートを上につけるかなど)

などなどの要素が、ちゃんと出来ていないと、
<あってるみたいだけど、その歌には聞こえない>と言われてしまいます。


この<音質>のような要素は、譜面に書くことはできません。
そして、言葉にするのも難しいもの。

その細かいひとつひとつの<色合い>を理解するには、
一般にスペインでは、その歌の名歌唱と言われる録音を聞きこんだり、
数多くのライブに耳のある人と通って、解説して貰いながら、
少しずつ感覚を身に付けて行くのです。

特に、実際に歌手として、その歌を歌おうとする場合には、
能力のあるのある先生に、マンツーマンで指導して貰う必要があります。

もちろん、ちゃんと出来ていなければ、
歌手として認められることはありません。



LinkIconこのサイトの使い方へ
LinkIcon更新履歴はこちら
LinkIconサイトマップはこちら
LinkIconメールはこちらから
LinkIconご質問はこちらにどうぞ
LinkIcon音源などのリンク集はこちら
メールでの質問にはお答えしておりません。
コメントとして頂いたご質問は、このサイトにご質問と答えを掲載いたします。

携帯用サイトはこちら
0ab45330a136bc208b61635bc6de4adc.gif

当サイトは、フラメンコの歌と理論の教室
カンテデナランヒータが運営しています。
LinkIconカンテデナランヒータのサイトへ